謎の女、白石紬の話
雑談回。
皆様ご機嫌いかがでしょうか。白条美海麗奈です。
担当アイドルっているじゃないですか。
私はすぐにキャラクターを好きになるので、P歴に対して比較的担当アイドルの数が多い方だと思うんですが、最近改めて考えてみました。
各アイドルのどこが好きになったんだろうとか、好みの傾向ってやっぱりあるんだろうか、とか。
今後増えるかもしれないので暫定ですが、私の現在の担当アイドルはこんな感じになってます。
ぱっと見の印象としては、年齢層の集中が激しいですね。ほぼJKです。なんと20代は麗花さんだけ!
なんと20代は麗花さんだけ!
さて、このアイドル達と改めて向き合った結果、自分の中で好みのアイドル傾向が見えてきましたので、今日はそれについてお話したいと思います。
- 私の担当アイドル傾向A:アイドルという存在に対して、自分の中で明確なポリシーや覚悟を持っており、なおかつ感情表現が素直で大きいアイドル。
- 私の担当アイドル傾向B:とにかく明るく元気で前向きで、見てるこっちも元気になれるアイドル。
- 私の担当アイドル傾向C:少なめな言葉数や表情の変化の中に込められた感情の機微に触れることで、もっとこの子のことを知りたいと思うアイドル。
- そして浮上する謎の女、白石紬。
- さいごに
私の担当アイドル傾向A:アイドルという存在に対して、自分の中で明確なポリシーや覚悟を持っており、なおかつ感情表現が素直で大きいアイドル。
まず最初に気づいたのは、各アイマスコンテンツにおける最初に好きになった子、すなわち前川みく、佐竹美奈子、園田智代子の三名の共通点についてです。
前川みくに関しては、言わずもがなですよね。ネコチャンアイドルとして立派すぎる信念とプロ意識を持ってて、それを拗らせてやらかしちゃう事もあるけど、そんなところも魅力的な子だと感じます。
佐竹美奈子は、私はミリシタからのPなのでミリシタのメモリアル1が初めての出会いになるんですけど、美奈子には自分なりの理想があって、でもそれは叶わないと早々に突きつけられるんですよね。
それでも「みんながアイドルになりたい気持ちは本気だから、私も本気で考える」というポリシーを遵守して、アイドルになる覚悟を決める。どこまでも他人想いだからこそ、自己を確立できるというのが美奈子のスタイルだと思ってます。
園田智代子は自分のことを普通だと自称しながらも、チョコアイドルという立脚点を確立するために努力や工夫を惜しまず、結果的に迷走したり暴走したり素っ頓狂なことを言ってしまったりということもあるけど、目標に向かって少しずつ進んでいく、そんな真っ直ぐな子だと思います。
そして、この三人は皆とても感情表現が豊かで、なおかつわかりやすいというポイントがあります。みくにゃんと智代子は顔芸と言われるレベルで目まぐるしく表情が切り替わりますし、美奈子も怒ったところは記憶にないけど喜・哀・楽の感情に関してはわかりやすい子ですよね。
というわけで、各作品において私が最初に好きになった子は皆似たような傾向を持っていました。自分でもわかりやすすぎてびっくり。
上記三人以外だと安部菜々もこのカテゴリに属すると思います。他の子がそうではないとは思いませんが、この子のどこをいいと感じるかと思った時、最初に思い付いた要素となるとこうなりました。
また、この四人のアイドルと自分の距離感も、いわゆる担当Pとしての距離感に近い感じがしますね。支えになりたいとも思うし支えられたいとも思う、他人ごととしてじゃなく自分ごととして感情が入るような感じがあります。
私の担当アイドル傾向B:とにかく明るく元気で前向きで、見てるこっちも元気になれるアイドル。
残ったアイドルを見て次に思ったのは堀裕子・高坂海美・矢吹可奈・北上麗花の並びについて。
この四人ってみんな凄く前向きで、そしてアクティビティに溢れたアイドルですよね。
理論なんて置いといてとりあえず直感でGO! みたいなところもありますし、あとは物事をシンプルに考えてるからこその視点を持っていたりして、時々ハッとさせられたりすることもあります。
そして傾向その1の子たちに比べると、さらに特に喜・楽方向に感情表現が激しいのも特徴的で、なんかこの子達からはシンプルにパワーをもらえるんですよね。
アイドル活動はさておいて、一緒に全力で遊びたくなるタイプというか。
この四人とめっちゃカラオケ行きたいしボウリングでもサイクリングでも登山でもいいからとりあえず遊びたい。
というような事を思わせてくれるアイドルたちです。Pとしてはさしおいてはいけないんですが。
大好きなアイドル達なので便宜上担当Pとは名乗っているものの、距離感的には結構ファン目線に近い感じですね。
なのでまぁ、根本的には実は担当Pではないのかもしれません。ただ単にめっちゃ好きなアイドルというだけで。
あとこの四人の歌い方、すごい好きです。
私の担当アイドル傾向C:少なめな言葉数や表情の変化の中に込められた感情の機微に触れることで、もっとこの子のことを知りたいと思うアイドル。
これは四条貴音、杜野凛世、幽谷霧子の三名ですね。
四条貴音はこの中だと結構表情の変化が多い方ですが、基本的にはミステリアスで神秘的な雰囲気を纏い、凛とした表情で佇んでいるというイメージがやはりあります。だからこそ、時折見せるお茶目なところが際立つというか。
杜野凛世も年齢不相応な落ち着きを持ったアイドルで、やはり他の子と比べると表情をあまり変えない傾向にあります。しかし実は情熱的な部分があったり、いたずら好きなところもあったり、悲しいことがあれば表情を曇らせ、楽しいことがあればちゃんと笑う子です。
また、プロデューサーやユニットの仲間だけでなく、ファンの感情に触れることで少しずつアイドルとしての自覚を持って成長していく様も印象的ですよね。
幽谷霧子は上記二人と違い、落ち着きがあるというよりも臆病(あるいは優しすぎる)がゆえにあまり言葉や表情に表さず、結果として雰囲気が出てるという子です。
なので感情に乏しいかというと全くそんなことはなく、むしろかなり感受性は強く個性的で、霧子にしかできない物事の見方、あるいは感じ取り方をしているという印象があります。そしてそれに触れるたび新鮮な驚きを得る、という感じですね。
傾向その1の子達とはぱっと見だと結構逆サイドな感じなんですが、エモーショナルな部分に触れることで歓びを得る、という点では同じなのかもしれません。
ただしこの三人との距離感に関しては完全にガチ恋のそれ。見つめられたら脈拍上がるレベルのガチ恋。担当として良さを広めていくというより、俺だけがこの子の良さをわかってればそれでいいんだとすら思うぐらい。
そして浮上する謎の女、白石紬。
さて、本題です。ここまでのまとめを振り返ってみると、一人だけ分類できていないアイドルがいます。
そうなんです、担当12人の中で白石紬だけ分類できてないんです。
アイドルに関しては何かしらの夢があるようだし覚悟もあって、喜怒哀楽もわかりやすいけど、素直という言葉とはちょっと縁遠いですよね。
努力家ではあるけど底抜けに前向きかというとそうではないし。
感情の機微に関しては前述の通り、むしろ発露が比較的多い方に入るアイドルだと思います。
じゃあ白石紬の何が担当になる切っ掛けとなったのかということを最近ちょっと考えていたんですが、ようやく答えに辿り着いた気がしたのでこの記事を書き始めました。
まず、基本的にどの子にも表裏一体の長所・短所があると思うんです。美奈子は友達想いな良いところに対して、自己主張がちょっと少ないのかなーとか。智代子はアイドルとしての意気込みが凄い一方で自分のことを普通だと決めつけすぎているとか。ユッコはアホ(褒め言葉)だけどアホ(貶し言葉)であるとか。
それでいて良いところは良いところとして、悪いところは悪いところとして、ひっくるめて好きになる、みたいなところがあると思うんですよ。どのアイドルも基本的にそうだと思います。
しかし、そこで白石紬って子について考えてみると、まあ見た目は綺麗で可愛いですし、人間的にも悪い子ではない。でもそれってアイドルマスターの子はだいたいそうですよね。
じゃあ他の特徴はと考えた時、紬だけは不思議なことに基本的にはマイナス面の特徴がパッと思い浮かんだんですね。あくまで私の場合ですよ。
例えばPに対して理不尽に当たりが強かったり、とにかくネガティブ思考で勝手に勘違いして勝手に弱っていくとか。そして何かあればアイドル辞めて金沢に帰りたがるとか。
でもこれらの要素って、紬的には悪いところになってないですよね。むしろ彼女の魅力にそのまま繋がってるような気がします。
それは真面目すぎるほど真面目だったりという人間性にも拠るものではあると思いますが、結局のところ白石紬はマイナスをそのまま武器にして戦えるアイドルなのではないか。そして、その目新しさが自分は気になったのではないか。という結論を得ました。
もちろん普通にかっこよく決めてたりするところもあるけど、多分それだと今ぐらい好きになってないだろうなあ、って思いますしね。
さいごに
そんなわけで、担当アイドル紹介記事を書くつもりが途中から何故か白石紬に迫る記事になってしまった今回のエントリでした。
タイトルで謎の女呼ばわりした件について不快に思われた白石紬担当Pの方がいたらごめんなさい。あくまで個人的な見解ですからね。
記事構想からなんか書いていく間にどんどん内容が移り変わって最終的な着地点がこうなるという、自分でも何が言いたいのかよくわからんエントリになってしまった……。
アイドルがみんな可愛いから仕方ないね。